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タオルケット3枚

tongue.exblog.jp

タオルケットはモレスキッチに。

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このexciteのアカウント名は floy なんですが、20年前1998年頃かな、初めてインターネットをやった時、初めて作ったアカウントなんですよね。何か名前を考えなくてはならず、思いつかないままキーボードを眺めていると L O Y が見えてきて、 loy を登録しようとしたところ既に使われており、じゃあ一文字足そうと F を足したのがこのアカウントなんですよ。その頃やることといったらexciteチャットばかりでしたけど。

その後チャットもやめて放置しているに近いアカウントだったのですが、残しておいてよかった。ブログを作るという使い道がありました。2006年頃タンクマニアという戦車ゲームに出会い、しばらくして始めたのがこのブログ「タオルケット3枚」です。今となってはこのタイトルの意味は何なのか全く思い出せませんが、タオルケットという語感が好きなのは間違いないです。3枚くらいあると安心するんですかね、タオルケットって。

さて、なんだかよく分からない退屈で無駄な昔話の途中でようやく本題ですが、実はこのアカウントのパスワードが全く思い出せません。いつかこのブログを更新することができなくなりそうなので、今後はこちらのブログを使っていこうと思います。

GP-舌(あるいは@tonguetxt)とは全く関係なく続けていたブログで、休み休み楽しくやっているのですが、もっともっとラクに続けていける形にしたいと思っていて。じゃあこれを機に、このブログ「タオルケット3枚」を統合してしまおうと考えた次第です。カルカソンヌやボードゲームに関する投稿はごく少ないと思いますが、よろしければまた覗いてみてください。

# by floy | 2018-08-17 08:00

数えるならタイルより、盤面の得点が先だ

カルカソンヌについて呟いているTwitterの過去ログを眺めて、今、自分は何に気づいているのかまとめてみようと思いました。

ここ数ヶ月は、カウンティングが上手くできず、どうやったら数えられるようになるのか模索していたようです。その内に、カウンティングをしたからといって勝てるわけではないと気付きます。
※カウンティングとは、場に出たタイルを数えて山札にどのタイルが何枚残っているか知るための技術

では、自分のツイートを引用しながら

「どうやらカウンティングより優先されることがありそうだぞ」

ということを書きます。ちなみにタイトルが結論です。


このツイートのリプライに程よくまとまっています。
ziziカルさんにもリプライをもらい、考えを補強できました。Thank You!!


仮想フルカウンティング

そもそもは、カウンティング技術が未熟だから得た情報を使いこなせないのではないか、と考えていました。数えるのに時間がかかるので検討する時間がないんだ、とか。


なので、カウンティングが身についたと仮定して、正確な情報をどう扱えるか試してみようとします。
この時点では「カウンティングすごい!早く身につけたい!」と自分の成長を促すのが目的でした。


カルカソンヌ最強指南書「特集:日本選手権と世界選手権」のコラム(新版p.74)の中で触れられている方法と同じ。


これはカウンティングどころではなく、残りタイルを表にして眺めている。


もうこれにいたっては、残りタイルを表にして眺めて、その上で好きなタイルを2枚引いてよい、ということまでやった。


と、段階的にフルカウンティング状態を(それ以上のことも)体験してみたのです。


いずれも「カウンティングができれば、いい手がバンバン打てるようになるぞ!」という実体験を得るために行なったのですが、不思議なほど手応えが無い。
カルカソンヌ最強指南書でいう「寄せ」(新版p.57)が、自ずと出来るようになる目論見だったのですが…。



何かが足りない

たとえカウンティングができたとしても、それを生かせてないんですね。何かが足りない。


「ふむふむ、リップ片は右折1枚と平行一枚しか残ってない。カーブ1枚、ストレートは2枚ある。3辺都市、修道院はもうない。3角都市はカーブ付きが1枚残ってるな…………で?」


みたいな状態。


一部分での優位を得るためには役に立ってるのだけれど、そのひとつの優位が勝利にどれだけ貢献するか、検討ができてない。


点差を把握し勝負手の有無を決める カルカソンヌ最強指南書「競技カルカソンヌで常に意識したい3つの要素」(新版p.83)
ちなみにこの次項に「タイル残数を把握しそれに対応した打ち方をする」(新版p.84)がある。


「点差?そんなもの把握してるよ。当然だろ……いや待てよ、本当に把握していたか?」


把握して無かったですね。できていて優勢か劣勢か、という程度。

勝ってるか負けてるかはっきり分からないまま、進めている対戦が大半だったと思います。

なぜ得点を数えなかったのか。

それは、盤面のミープルがまだ何点得るのか分からないから。
これが間違っていた。

分からないなら分からないなりでいい。「この都市は8点くらいになるかもしれない」「この草原は9点くらいになるかもしれない」「この道は5点くらいか」「この修道院は全力で止めて8点で終わらすんだ」なんでもいいから、今の点差(見込み)を知ることは最も重要。

点差を知らぬままで勝てるのは、勝てそうな戦局だけだ。


勝負手を逃さないために

勝負手を逃さないために、点差を数えなくてはならない。

5点勝っている時と20点負けている時では、打つべき手が変わる。
自ずと実際の点差がみえてくる終盤に分かっても、もう間に合わない。

間に合わないのは勝負を決める一手、勝負手である。
逃してはならないのは相手の勝負手と、自分の勝負手を打つ機会である。

その勝負手の機会にきっと望むはずである、残りタイルが何か知りたいと。
その時に挑むカウンティングこそ、武器になるカウンティングだと思う。

強者との対戦で、思いついた精一杯の勝負手を打つこと。
これが現時点の私の目標となりました。


# by floy | 2016-08-05 13:06 | ボードゲーム

オンライン予選の恥はかき捨て

恥ずかしげもなくカルカソンヌ日本選手権の予選に参加してみたわけですが、あえなく敗退。予選に出るからにはと、本選が開催される8月14日は空けておいたんですけども、敗退。
※カルカソンヌ日本選手権 オンライン予選 結果発表 http://6829.teacup.com/carcassonne/bbs/20
BSWを使ってのオンライン予選というのはカルカソンヌ日本選手権では初めてらしく、なにやら競技カルカソンヌを楽しむ方々の間でも色めきだっているようでした。新しいことを面白がるその様子はとても印象深く、新参者の私にとって競技カルカソンヌに参加する敷居がグッと下がったように感じたのを覚えています。
※BSW=BrettspielWelt http://www.brettspielwelt.de/?nation=ja
様々なボードゲームで遊べるサイト、オンライン対戦が可能
今、カルカソンヌを競技レベルで対戦できるチャンスは逃してはならない。
だとすれば、目の前に出られる予選があるならば出ない理由がない。

という思いで出場したわけですが、敗退。
この悔しさ…。悔しいなんて何年ぶりか、いや十数年ぶりか、胸が熱くなる感じいいね。

# by floy | 2016-07-09 18:14 | ボードゲーム

カルカソンヌで一緒に遊んでくれる理由を聞いてみた

ボードゲームで遊ぶ対戦相手が主に配偶者だというのはよくある話のようで、で、その内ボードゲームに付き合ってくれなくなるというのも、これまたよくある話のようです。片方が勝ちすぎたり、容赦の無い勝ち方などでやる気を無くすんだと思うんだけど、実際うちでもよく雰囲気が悪くなってました。

それほど片方が勝っていたわけではなく、狙っている都市を潰しあい、相乗りのっとり、ミープルを回収不能にするといった相手のプレイに対して、お互いに嫌な思いをそのまま口にしてました。
「カルカソンヌのせいで喧嘩になるね」とゲーム終了後、よく妻と話したのを覚えています。

で、それでも始めた頃からずっとカルカソンヌに付き合ってくれている妻に、その理由を聞いてみました。
「接待プレイで勝たせて欲しかったが、手加減はダメと言われた時はやめたかった」
「ミープルやタイルに描かれた家がカワイイ」
「ミープル+2個、というアドバンテージがもらえたのがよかった」
これです、アドバンテージの付けかたが絶妙だった。

多分得点のアドバンテージでは上手くいかなかったと思います。最終的には点差を争うゲームですが、ゲーム中に楽しんでいるのはタイルをどう置くか、ミープルをいつ置くかという判断そのものだからです。その判断につながる思考を促すようなアドバンテージでなくてはならなかった。

ミープルが豊富にあればミープルの運用に積極的になれます。元々ミープルの置き所に悩みがちで、最後までミープルを余らせてゲームを終えることの多かった妻にこのアドバンテージは最適だったようです。その内にアドバンテージのミープルはひとつ減りふたつ減り、アドバンテージ無しで私とカルカソンヌを遊ぶようになるまで、そう時間はかかりませんでした。

またハンデを負ったこちらにとっても、積極的にミープルを回収不能にするための思考が強いられて、いい勉強になっていました。

ちなみに妻はミープル+1個の頃、アドバンテージのミープルを使わないで最後まで遊ぶという縛りプレイを自分で決めてやっていたようです。
妻「あと一個ある、という心の余裕をわずかなアドバンテージとしてもらっていた」
これからも仲良くカルカソンヌをしていきたいものです。


おまけ
# by floy | 2016-06-11 12:25 | ボードゲーム

ラブレターからカルカソンヌへ

そもそもボードゲームに興味を持ったのが ラブレター というゲームで、「日本人が作った」「ドイツゲーム賞」「16枚のカードだけで」と知るほどに面白そうで、ここで初めて “そっか、ボードゲームって作る人がいるんだ!” と当たり前のことに気付いた気がするんだよね。
ファミコン世代なので、ゲームを作る というと、コントローラーを操るビデオゲームのことしか頭になかったんだと思うんだけど。

*ラブレター公式サイト

で、ラブレターを買って感心するわけです、その面白さに。
16枚のカードだけでこんな面白いゲームできるんだ、と。
妻を対戦相手に2人プレイでラブレターを堪能していたのだけど、やはりラブレターは3~4人でプレイするのが一番面白いようで、そのうちに物足りなくなる。ならばと調べ始めるわけです、2人プレイでこそ面白いボードゲームは無いのかと。

*ラブレターを2人でプレイするとゲームがすぐ終わりがちなので、大臣(12以上なら脱落)を女公爵(12以上なら場に出す)に変更、騎士(相手の手札と比較、負ければ脱落)を一枚減らすのがオススメ。

ボードゲームが好きな人のブログや Youtube を見て探すと、ガイスター、バトルライン、パッチワークなどなど、面白そうなボードゲームは他にいくらでも見つかるんだよね。
だけど最後にはカルカソンヌを選んだ。

*相当参考にしたボードゲーム紹介ブログ 「浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-」ここで紹介されていた「テーベの東」がすごく欲しい。
*参考にしたYoutubeチャンネル フクハナ
*参考にしたYoutubeチャンネル yukainasakana

まだ遊んでない段階で、カルカソンヌが他のボードゲームとなにが違ったのか?
それは、カルカソンヌ(それも2人プレイ)を楽しんでいる人達の本気度が違ったんです。
この世の誰かがこんなにも本気で対戦しているゲームが、面白くないわけがない。


で、カルカソンヌを買ったんです、という話。
ラブレターからカルカソンヌへ_e0171114_00544126.jpg





# by floy | 2016-06-02 00:49 | ボードゲーム